鍵開け

開錠 玄関玉座と窓補助錠

開錠 玉座と補助錠

最近はご高齢の一人暮らしの方が増えています、特に北九州は多いのではないでしょうか?家のカギを失くした時の為に家族に渡している方もいらしゃいますが、離れた場所に住んでいる事も多いのですぐに手に入りません。鍵屋に家や車の開錠を依頼する場合、身分証明書が必ず必要になります。免許証、保険証等で名前や住所が記載された物ですね。身分証を持ち歩いていない、住所の記載が違う等確認が取れない場合はご家族に連絡する事もあります。

今回の玄関開錠の依頼はデイケアセンターの職員さんからでした。「迎えに伺ったものの玄関は施錠していて開かない。中におじいちゃんがいる事はわかっている、どうやらベットから起き上がれないようだ」とのことでした。扉についているポストを覗くとすぐそばに車椅子、奥の方にベットが少しみえます。中にご本人がおられますがデイケアの方の免許証、名刺を確認し作業開始です。玄関には玉座が1つだけついていました。

昔のタイプだったのでピッキングで開ける事ができました。玉座タイプのシリンダーは片面ギザギザの普通のカギ🔑に見えても中のピン数が多い物やアンチピンといってピッキング防止用のピンが入っている事があり、簡単には開けられない時があります。おじいちゃんは大丈夫そうには見えましたが体調が悪化する可能性もあります。すぐに、2分位でしょうか?開ける事ができる鍵だったので良かったです。逆に言えばもう少し防犯レベルを上げた方がよいのですが💧。

また違う方のお話なのですが、こちらもデイケアの職員さんからの依頼で窓についている補助錠の開錠に向かいました。

「住んでいるおばあちゃんが補助錠を開けようとした所、カギは回るのに開かない。」との事。鍵を見てみると、どうやら空回りしているようです。ファスナーロックと呼ばれる鍵をファスナーメイトと呼ぶ座に取り付けている状態でしたので、メイトからシリンダーを外し開錠しました。外したシリンダーを見ると部品が折れて内部はボロボロになっていました。残念ですが修理できるレベルではなかった為新しい物を買うようにおすすめ、作業を終わりました。

鍵に関して困った時に頼るのはやはりご家族が多いでしょうが、最近はデイケアの職員さんにお願いする方も増えているようです。安否確認等でデイケアの方が依頼してくる事も増えています。私も一人暮らし、家族は遠方にいるので将来困る事があったらお願いするの事があるのかな?ありがたいですね。